「数字取れない」汚名返上 オダギリジョーに上がる期待の声
4月期の連ドラに2本出演するオダギリジョー(38)は、“賢い選択”をしたようだ。
オダギリはここ数年、主演ドラマが立て続けに大コケ。「数字の取れない俳優」の汚名を着せられている。そればかり話題にされるが、記録的な低視聴率に終わった09年放送の「ぼくの妹」も、12年の「家族のうた」もいずれも毒のないホームドラマだった。
「もともと映画志向で万人受けするタイプじゃないオダギリに、ゴールデンタイムのドラマは合わないんですよ。本人も万人受けしようと思っていないでしょう。女性誌にイケメンと持ち上げられて担ぎ出されただけで、やはり『時効警察』のようにコアなファンが見る作品の方が向く」(映画誌編集者)
その点、4月スタートの主演ドラマ「リバースエッジ 大川端探偵社」(テレビ東京系)は、同局の「モテキ」や「まほろ駅前番外地」を手がけた大根仁氏が脚本・演出。モテキもまほろもコアなファンがついているし、映画にもなっている。リバースも“異色の探偵ストーリー”。オダギリの志向にぴったりで、こう言っちゃなんだが、テレ東だ。視聴率より中身の濃さを追求できる。