韓国沈没船 寄付した著名人に「ヨン様」の名前がない!?
韓国の珍島沖で旅客船が沈没した事故を受け、韓国で寄付が相次いでいる。女子フィギュアのキム・ヨナ、サッカー選手のパク・チュヨン、俳優ソン・スンホンはそれぞれ1億ウォン(約980万円)を寄付。事故発生から25日までの10日間に、16億9000万ウォン(約1億6600万円)が集まった。
匿名で寄付した芸能人も多いようだが、注目は“元祖韓流スター”ペ・ヨンジュン(41)の動向だ。ヨン様といえば、東日本大震災の時は当時のレート換算で、7200万円を日本に寄付し、05年にも「24時間テレビ」に200万円を寄付した。
ところが、今回の海難事故では今のところ寄付の形跡が見つからない。それどころか、日本の女性誌に「事故直後、女性同伴で一緒に済州島へ旅行していた」とスッパ抜かれた。
「ペ・ヨンジュンが母国の海難事故に寄付をしないのはメリットが少ないからでしょう。震災の寄付金は、もちろん日本で荒稼ぎした金の一部。それでも日本の中年女性は『ヨン様が寄付してくれた』と涙を流して感動しました。しかも寄付金は経費扱いとみなされ税金対策にもなり、売名と合わせて一石二鳥でした。ところが、韓国でペはすっかり“過去の人”だから、今さら大金を寄付して名を売るメリットがない。冷静に損得を計算したのでしょう」(芸能関係者)
ヨン様は2年前にハワイのワイキキにカフェをオープン。定期的に韓国とハワイを行き来しながら、あり余った財産をどう管理するか側近と相談するのが日課だという。実業家として寄付より商売優先のようだ。
(本紙特派ジャーナリスト・太刀川正樹)