桜井マッハ速人 “敷礼”知らず「ジュース買えねえ」貧乏時代
「PRIDE」や「DREAM」などで活躍を続けてきた格闘家の桜井マッハ速人(38)。バイト生活→試合でブレーク→道場を持ってる今と、山あり谷ありの格闘人生を豪快に語ってくれた。
茨城から格闘家目指して上京した20歳の頃が一番大変でしたねぇ。最初に勤めた弁当屋の配達業務では寮に住めたので助かりましたけど。昼に弁当がタダで食べられたのも助かり、毎日2個食べて練習行ってました。
そこを辞めた後は彼女ができ、居候させてもらえた。バイトをしてた頃は家賃を入れてたけど、格闘技を中心にしてたので、練習に弊害が出るようだとすぐ辞めました。弁当屋、ダスキン、吉野家、スポーツクラブ、内装、引っ越し屋…1、2年で覚えてないくらいの種類をやりましたよ。頭が練習のことしかなくて、仕事は頭にないんです。
だから「格闘技一本でやらせてくれ!」と彼女にお願いし、理解してもらいました。今はその当時の彼女にはすごく感謝してますよ。でも試合に出てもまだ若手だから、1試合10万~20万のファイトマネーで年間5試合とか。お金はなかったですねぇ。