ASKAの主治医が告白 「曲作りのためアンナカ処方した」
覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された歌手のASKA容疑者(本名・宮崎重明、56)の主治医・平石貴久医師が22日、フジテレビの「ノンストップ!」に出演。「私がASKAさんにアンナカを処方した」と明かした。平石医師によるとアンナカを処方したのは4、5年前。薬事法に従って処方したという。
「曲を作るのには長い時間がかかる。目を覚まさせるので処方した」と平石医師。ASKAは警察の取り調べに覚醒剤使用を否定し、アンナカを使ったと主張。「暴力団から手に入れた」と供述しているという。週刊誌の取材には2000年ごろから病院でもらったとも話している。平石医師からも処方してもらっているとすれば、アチコチから入手していたことになる。
平石医師がASKAに最後に会ったのは週刊誌で覚醒剤報道があった後の昨年9月。風邪の症状を訴えて訪ねてきたという。
「その時はろれつが回らないとか集中していないとかいうことはなく、普通のASKA君でした」と平石医師。平石医師はASKAとはツアードクターとして20年来の付き合いというが、清原和博とも親しいことで知られている。
またASKAの自宅から覚醒剤、MDMAの他に新たな白い粉末が見つかり、書斎に換気扇が備えられていたことがわかった。覚醒剤使用時の臭いを消すために設置したとみられる。警視庁組織犯罪対策5課はガラス製パイプを使い、日常的に書斎で吸引していたとみて調べている。