薬物使用実刑3度の清水健太郎はライブ活動で再起中
■誕生日に合わせてアルバム「RESTART」を発売
今春、ニューセンチュリーレコードの“専属”になり、CDも発売するとか。
「罪は罪としてきちんと清算した、と誘っていただきました。第1弾は12曲入りのミニアルバム。ボクの誕生日(10月11日)に合わせ発売する予定で、目下、レコーディングに向けての準備に取り掛かってる最中です。CDは12年ぶり。力が入ります」
タイトルは「RESTART」と決まっている。まさにピッタリだ。とはいえ、これまで何度も「RESTART」に失敗しているのもまた事実だ。
清水さんは76年、「失恋レストラン」で歌手デビューし、翌年、レコード大賞最優秀新人賞を受賞するとともに紅白にも出場。それからはドラマやVシネマなど俳優としても活躍していたが、83年、大麻取締法違反で逮捕され(起訴猶予)、その後も薬物から手を切れず、これまでに逮捕5回、実刑3回とまさに“懲りない面々”だった。
「最初はクスリに対する好奇心からでした。しかし、何度も逮捕され、ムショに出たり入ったりしたんですから、考えが甘かったといわれれば、返す言葉もありません。そこで水戸で初めて“薬物依存回復プログラム”を受けました。クスリを断つため何をすべきか。いい勉強になりました」