Dr.平石頼みの業界人“患者” 「ASKA事件」でとばっちり

公開日: 更新日:

多忙で不規則な業界人の救世主

「覚醒剤を自宅で複数回吸った。栩内(香澄美)容疑者の部屋では吸っていない」

 覚醒剤を日常的に使用していたことを白状し始めたASKA(56)。逮捕当初は「やったのは覚醒剤ではなくアンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)だと思っていた」と言い訳し、尿検査で陽性反応が出ても「覚醒剤を使ったことは一度もない」としらばっくれていたが、ようやく観念したようだ。

 今や関心は当事者を飛び越え、ASKAと栩内が出会ったパソナの迎賓館「仁風林」人脈に波及。多くの政治家や芸能人に疑惑の目が投げかけられているが、“仁風林人脈”のウラでじわじわと影響が出ているのが、“平石人脈”だという。

 平石とは、ASKAにアンナカを処方していた平石貴久医師。ASKAの逮捕後、22日に「ノンストップ!」(フジテレビ系)にVTR出演すると、「アンナカを処方したのは私。もう4、5年前になる」と話した人物である。2人は20年来の付き合いだそうで、最後に会ったのは昨年9月。「主治医としては(覚醒剤使用に)気付きませんでした。彼の黒い部分はお話しになってくれなかった。気付かなかったのも申し訳ない」と話していたが、この平石医師を頼りにしていたのはASKAだけでなく、清原和博(46)、松坂大輔(33)、中田英寿(37)といったアスリートをはじめ、小室哲哉(55)、コロッケ(54)など芸能人も平石医師の“患者”。27日には尾上菊之助(36)の結婚披露宴にも出席するなど顔はムチャクチャ広い。この平石センセイ、ギョーカイの“患者”にとってはかなりありがたい存在だったという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇