沢尻ドラマの功労者 “アラフォー女優”板谷由夏のアネゴ肌
「綾瀬はるか主演の『ホタルノヒカリ』でもそうでしたが、姉御肌で頼れるインテリ女性の役柄は板谷さんが最も得意とするところ。持ち芸といっても過言ではなく、カッコイイ女の役づくりには欠かせないショートヘアを長年貫いているところにも、彼女なりのポリシーを感じさせます。しかも『NEWS ZERO』でのキャスター歴も産休を挟んで7年目を迎え、専売特許である“インテリ女”にリアリティーが加わり、厚みが増してきた。とにかく強みは、同世代の女性から圧倒的な支持を得ていること。女優業がメーンとなった今でもファッション誌のモデルを続け、生き方を指南する企画でもたびたび取り上げられている。子どもを2人生み、家庭と仕事を両立させている“勝ち組”ですが、それを鼻にかけたところがない。愛煙家だった過去を明かす潔さも好感が持たれるのでしょう」
7月期クールの「同窓生~人は、三度、恋をする~」(TBS系)でも、主要キャストとして名前を連ねる。これまでとは違った妻帯者の男性と恋仲になる役柄。姉御肌インテリ女に色気が加われば、向かうところ敵なし、だ。