「コンテンツの2次使用からみれば、アニメはキャラクタービジネスがあり、大きなビジネスになる。そこに狙いを定めているとすれば、すごい」(前出の映画関係者)
中国電子商取引大手アリババへの投資で、「20億円が8兆円に化けた」と話題になっている孫社長。そのアリババも映画事業に進出すると報じられている。この“先見の明”を日本映画界はどう見ているのか。映画ジャーナリストの大高宏雄氏がこう言う。
「すごいというより、不気味という反応が強い。何をやってくるのかわからない。戦々恐々としているのだと思いますね。うかうかしていると日本映画界も“孫さん参り”をする時代が来るかもしれない」
恐るべし、だ。