二股被害は屁でもない? 冨永愛「自伝」で分かった壮絶人生
モデルでタレントの冨永愛(32)の初の自伝「Ai 愛なんて大っ嫌い」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、相当にエグいと評判だ。世界を股に一流ブランドのモデルとして大活躍してきたが、2年前は「二股愛」の犠牲者としてワイドショーでも騒がれた。
同書には、これまで自ら封印してきた壮絶な生きざまが包み隠さずつづられている。
「のっけから悪夢を見て恐怖のあまり失禁して目覚めるシーンから始まるんです。語り口は淡々としてますが、内容はかなり暴力的。『殺してやるー、絶対にぶっ殺してやる。許さない』といった恨み言がそこかしこにちりばめられています」(芸能ライター)
冨永の両親は幼くして離婚、3人姉妹はすべて父親が違い、常に知らないおじさんが家にいて、育児放棄の母親は家に帰ってこない。自宅は超貧乏、小学生のころから「宇宙人、板女、もやしゾンビ女、ひょろひょろがいこつ」など高身長を理由にいじめられる地獄の日々を過ごす。
中学時代、いじめに耐えきれずに自殺を思い立つ。「左の手首に刃を押し当てた。これを思いきり引けばいい。簡単だ。やろう。右手に力を込めた」が、できずにシャワーカーテンを引き裂いただけで終わった。