東宝カレンダー表紙“最多タイ” 長澤まさみが超える大女優

公開日: 更新日:

 美脚ばかりが取りざたされるが、そうはいっても「顔」である。2015年の「東宝カレンダー」で11年連続、表紙を飾る長澤まさみ(27=写真右)。東宝カレンダーは1952年の発売以来、60年以上の古い歴史をもつ。系列会社の「東宝芸能」所属の女優をはじめ、毎年、同社配給の作品で活躍した面々が起用されるのだが、表紙はごく限られた人物のみ。長い歴史の中でも3回以上の連続起用はたった5人――山口百恵(5年連続、以下同)、水野真紀(6年)、古手川祐子(7年)、そして沢口靖子(11年)だけなのだ。

「表紙だけでなく、1月に沢口靖子、12月は斉藤由貴といった重鎮を起用していることからも分かるように、カレンダーの配列は女優の格付けそのもの。カレンダーの順番が女優の確執を生んだという話は珍しくない。4、5年前から“長澤の表紙は今回で打ち止め”という話が聞こえてきましたが、さすがにここまでくると沢口超えの記録更新はあり得る。たかがカレンダー、されどカレンダーなのです」(芸能評論家の肥留間正明氏)

 早くも記録更新が期待される「東宝の顔」は11日、宝飾メーカー「フォリフォリ」のスペシャルムービー公開記念PRイベントに出席(写真左)。蜷川実花監督(42)から「まさみちゃんは本当に素晴らしい女優。どんなに寄って(撮影して)も大丈夫」と太鼓判を押されていた。

「もし長澤が代わるとしたら、結婚した時。百恵も水野も交代は結婚したタイミング。結婚さえしなければ、今後も長澤まさみの表紙は安全パイなんですよ!」(前出の肥留間氏)

 沢口超えは長澤との復縁説が浮上している伊勢谷友介次第か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…