醜聞で打ち切りも…映画化で救われた「テラスハウス」の面々
複数の男女の共同生活に迫ったリアリティー番組「テラスハウス」(フジテレビ系)。番組は9月で終了したが、このたび「テラスハウス クロージング・ドア」というタイトルで映画化され、バレンタインデーの来年2月14日から公開されることが発表された。
同番組は12年10月から放送されていたが、昨年10月に放送日が金曜から月曜に移ると視聴率が上昇。午後11時台にもかかわらず、3月31日放送回では番組最高となる視聴率9.1%を記録していた。
「SNS世代の若者を中心にブームを巻き起こしていたため、早い段階でフジは映画化を決定していた。しかし、その直後に番組の内部事情が流出し、放送終了が決定しました」(テレビ関係者)
■舞台裏は日常的なセクハラ
この番組はストーリー展開に関して「台本なし」を前面に打ち出していたが、メンバー同士の恋愛などを“演出”し、「キス手当」や「告白手当」をその都度支払っていたという舞台裏を週刊誌にスッパ抜かれてしまった。さらには、番組制作会社の現場トップによる日常的なパワハラ&セクハラまでもが報じられてしまった。フジの亀山千広社長は会見で、ヤラセもセクハラもないと話していたが……。