世間にも飽和の空気 「アイドリング!!!」解散の“衝撃と波紋”

公開日: 更新日:

 一部スポーツ紙で報じられた人気アイドルグループ「アイドリング!!!」の10月解散と、同名の冠番組「アイドリング!!!」(フジテレビ系)の9月放送終了について3日、同局の神原孝統括プロデューサーが「残念ながらドッキリではない」とフジテレビ公式サイトで認めた。

「AKB48」が火付け役となった現在のアイドルブーム。

 今では「ももクロ」「私立恵比寿中学」などの人気グループをはじめ、「でんぱ組.inc」といったオタク女子のグループもカリスマ的人気を誇るように。さらには新潟発の「Negicco」などご当地アイドルや「仮面女子」などの地下アイドルがテレビに進出するほどまでに「市場」は拡大している。

 しかし、猫も杓子もアイドルという乱立状態になれば、淘汰が始まるのが世の道理である。今回の「アイドリング!!!」でいえば、芸能界の土俵で生き残れるのは昨年11月にグループを“イチ抜け”していた菊地亜美(24)くらいのもの。他のメンバーのこれからが気になるが、厳しい世界だけに、解散をきっかけに別の道を歩む者も少なくないはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    “路チュー”に続き所属タレントの書籍予約トラブル…STARTO社福田淳社長は「自分ファースト」!?

  5. 5

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  1. 6

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 7

    プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

  3. 8

    注目される日銀の出口政策…次は時価約74兆円のETF(上場投資信託)の出番だ

  4. 9

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  5. 10

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?