世間にも飽和の空気 「アイドリング!!!」解散の“衝撃と波紋”
芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「最近はアイドルに飽きたという世間の空気も濃くなっているように感じます。かつての『おニャン子』にせよ今回の『アイドリング』にせよ、メンバーが大勢いたからこそ、それぞれ人気が出た。しかし、グループから離れてしまえば、芸能界で生き残るのは至難の業。女優やタレントにステップアップできれば万々歳ですが、アイドルであることにしがみつかず、一定のところで学業に専念したりするのも賢い選択といえます。よしんば、そのままアイドルとして活動できても、年をとれば結婚してママタレになるのが精いっぱい。現状はそこも飽和状態です。“時分の花”である以上、引き際の見極めが重要かもしれません」
今回の解散報道にプロデューサーは「もっと“アイドリング!!!らしい”壮大な発表の企画を準備していたのが、今回のような報道がなされたことで、全て水の泡となったことが残念でなりません」と憤っていたが、ようは売れ残る前に“閉店セール”で最後の荒稼ぎをもくろんでいたのに水を差されたからだろう。
解散について何も知らされていなかったメンバーは気の毒だが、自分が本当にアイドルに向いているかどうか、産んでくれた親の顔を見たほうがいい。