世間にも飽和の空気 「アイドリング!!!」解散の“衝撃と波紋”

公開日: 更新日:

 芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

「最近はアイドルに飽きたという世間の空気も濃くなっているように感じます。かつての『おニャン子』にせよ今回の『アイドリング』にせよ、メンバーが大勢いたからこそ、それぞれ人気が出た。しかし、グループから離れてしまえば、芸能界で生き残るのは至難の業。女優やタレントにステップアップできれば万々歳ですが、アイドルであることにしがみつかず、一定のところで学業に専念したりするのも賢い選択といえます。よしんば、そのままアイドルとして活動できても、年をとれば結婚してママタレになるのが精いっぱい。現状はそこも飽和状態です。“時分の花”である以上、引き際の見極めが重要かもしれません」

 今回の解散報道にプロデューサーは「もっと“アイドリング!!!らしい”壮大な発表の企画を準備していたのが、今回のような報道がなされたことで、全て水の泡となったことが残念でなりません」と憤っていたが、ようは売れ残る前に“閉店セール”で最後の荒稼ぎをもくろんでいたのに水を差されたからだろう。

 解散について何も知らされていなかったメンバーは気の毒だが、自分が本当にアイドルに向いているかどうか、産んでくれた親の顔を見たほうがいい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動