東京五輪の年 NHK大河候補リストに「北条早雲」浮上の理由
NHKとはいえ、視聴率に一喜一憂する制作陣の心境は想像に難くないが、その一方で、局内からは早くも2020年の東京五輪に向けた大河の話題が漏れ聞こえてくる。
「来年の堺雅人主演『真田丸』は大河初の真田信繁が主人公。しかも、真田幸村という有名な俗名に頼らず、本名を前面に打ち出した映像作品はおそらく初めて。もし仮に『真田丸』が成功したら、“本名ヒットの法則”にのっとって、北条早雲の俗名で知られる伊勢盛時の線が濃厚になる。2020年に向けて東京にゆかりのあるテーマの作品がいくつも大河の候補リストに挙がっているが、立河原の戦い(現立川市)を機に動乱の関東で台頭した戦国武将となれば、主人公として申し分ない」(NHK関係者)
打ち切り説も一部で報じられた「花燃ゆ」。後にバトンをつなぐためにも、負けっぱなしで終わるわけにはいかないが。