米倉涼子ら美女軍団に加え釜本氏も…オスカーの緻密な戦略
看板タレントの上戸が産休に入れば所属事務所のオスカープロモーションにとって痛手となるのは確かだが、すでに先を見据えた戦略は着実に進行しているという。
オスカープロは古賀誠一社長(73)が1970年に創業し、モデルエージェンシーとしてスタート。その後、タレントマネジメント事業に参入し、後藤久美子の成功を機に全日本国民的美少女コンテストを設立。米倉涼子(顔写真)、菊川怜、上戸彩、武井咲、剛力彩芽らが育ち、今では芸能界屈指の大手プロダクションに成長した。
ここ数年は女性だけでなく、俳優やお笑い部門にも力を入れていて、陣内孝則、今井雅之、田中健、島田洋七らも所属。そして、最近は新たなジャンルとしてスポーツ界への参入が話題になっている。その嚆矢がメキシコ五輪銅メダリストで、日本サッカー界最強ストライカーと呼ばれる釜本邦茂氏(70)の加入だ。
「オスカーは創業50周年の節目である2020年の東京五輪に向けた戦略を練っている。その一環として釜本氏を獲得した。五輪に向けて芸能界だけでなく、スポーツ界にも広く人材を求めて動きだしています」(事務所関係者)
オスカーといえば米倉涼子の離婚騒動もマスコミを賑わせているが、5年後には“美女軍団”から“タレント総合商社”へと大きく変貌を遂げているかもしれない。