同性婚の一ノ瀬文香&杉森茜 「家族欠席」に寂しげも後続に光
都内の結婚式場で19日、国内の女性芸能人では初となる”同性婚”の挙式を行ったタレントの一ノ瀬文香(34)と女優の杉森茜(28)。
参列者80人の前で愛を誓い合った二人は、そのまま報道陣の待つ会場へと移動。真っ白なウェディングドレス姿で会場に現れると、大きな拍手で迎え入れられた。
互いに見つめ合いながら笑顔で「きれいですね」と話すなど、始終なごやかな雰囲気の中で進行された会見だったが、両親について話題が移ると、一ノ瀬は一瞬言葉を詰まらせ「今日は来てないです…」と少し困ったような表情で語り始めた。
一ノ瀬によると、式を挙げることは家族には報告済みで、実父とパートナーの杉森の3人で食事をしたこともあるという。ただ、今回の式にはマスコミ取材が入ることから、父と弟は最後まで悩んだ末に欠席を決断。一ノ瀬は、家族の感情と判断を受け入れて理解をしていると話した。
一方、両親が参列した杉森も、「心から賛成できる親は今の日本で少ないと思います。ウチもギリギリの賛成」と、同性婚をめぐる周囲の複雑な想いを語った。