韓国人歌手キュジョンが語る 日韓関係への想いと「牛丼愛」
冬ソナから始まった韓流ブームも、はや12年。竹島や従軍慰安婦問題が火種となり、「嫌韓」なる言葉も目につくようになった。韓流タレントの日本での活動もひと頃のような勢いではない。昨年7月に2年間の兵役を終え、除隊。今夏から日本でソロ活動を始める歌手のキュジョン(28)は、そんな現状をどう思っているのだろうか。
――2年6カ月ぶりの来日。改めて兵役服務を振り返ると。
「僕の配属先は自宅からの通いがOKだったので、兵役について語るのはおこがましい気がするのですが、ひと言でいえば『プレゼント』をいただいたような感じ。精神的につらいものはありましたが、自分を見つめ直す時間が持てたり、ファンの皆さんと触れ合えない寂しさがあったぶん、応援いただくことを改めて感謝できたんです。あとはよく食べ、よく寝る規則正しい生活を送っていたので、太らないように水泳をやっていました」
――節制し、引き締まった体つきゆえ、食に興味がないのかと思いきや、無類の牛丼好きだとか。
「日本食では牛丼が一番好き。吉野家では定番の牛丼を食べ、すき家はカレー南蛮牛丼(現在は販売終了)、なか卯ではうどんとセット。ちなみに今朝は松屋の牛めしで生卵にしょうゆを数滴垂らして食べてきました。僕はビール党なんですが、牛丼と一緒に注文してカウンターで飲むのは至福のひと時ですね」