新曲名が「再生不能」の意味深…中森明菜は“復活”できるのか
昨年大晦日の紅白歌合戦で電撃復帰してからも、雲隠れの状態が続いていた中森明菜(50)の“次なる一手”が報じられた。5日付の日刊スポーツによると、通算50枚目となるシングル「unfixable」(日本語訳で「再生不能」)を来月30日に発売するという。
すでに米国でレコーディングを済ませたというのだが、なぜ、よりによって「再生不能」などと意味深なタイトルの楽曲を選んだのか。自身初の全編英語の歌詞で、数曲を録音した中から最終的に明菜本人がこだわって選んだというが、状況が状況だけに、「再生不能」なる題名ばかりが取り沙汰され、“芸能界引退”に向けたメッセージでは? といった臆測も流れている。
今回の一連の動きについて、音楽ジャーナリストの渡邉裕二氏はこう言う。
「これまでも中森明菜にまつわる報道は、昨年の紅白ひとつとっても直前まで出場断念などといわれたように“予定調和”ではないところがありました。明菜はファンを大事にする歌手として知られ、またファンも彼女からのメッセージを待ち続けている。その関係性を熟知し、ちゃめっ気のある明菜は自分の中にやる気や前向きな気持ちがあるからこそ、この楽曲を選んだように思います。もし仮に言葉通りの状況だったら選んだりできないのではないでしょうか」