北斗晶の芸能活動休止で…「タレント夫婦枠」レースは大混戦
先週、新聞、雑誌やワイドショーを賑わせた2つの芸能ニュース。川島なお美さん(享年54)の急逝と、北斗晶(48)の右乳房全摘出手術および乳がん治療による芸能活動休止は、テレビ界への影響も避けられない状況だ。というのも、「両者ともに夫とセットでバラエティーやイベントで活躍。“2大タレント夫婦”が不在となった今、勢力図に異変が起こるのは間違いない」(テレビ局関係者)からだ。
では、ポスト「川島&鎧塚夫婦」「北斗&佐々木夫婦」を狙えるカップルはどこか。昨年まで“ひとり勝ち”状態だった高橋ジョージ&三船美佳夫婦は周知の通り、離婚裁判中。順当にいけば石田純一・理子夫婦の“返り咲き”だろうが、現在、第2子妊娠を発表した理子は仕事をセーブ。金山一彦&大渕愛子夫婦や杉浦太陽&辻希美夫婦も虎視眈々だろう。
芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。
「ママさんタレントが飽和状態の昨今、木下優樹菜&FUJIWARA藤本、福田萌&オリラジ中田、藤本美貴&品川庄司の庄司といった若手タレント夫婦がバラよりセット売りを強化してくる可能性は十分に考えられます。テレビだけでなく、イベントやCMといった実入りのいい仕事も多くありますからね。ただし、世間から長く支持されるタレント夫婦の絶対条件は夫婦仲の良さに加え、私生活のすべてを売り物にするぐらいの覚悟。そして、夫も妻もそれぞれが“一芸”に秀でている必要がある。その点、野球選手としてメジャーを経験し、タレント性もある石井一久と、アナウンサーとして確かな力を備える木佐彩子夫婦は高いポテンシャルを秘めているように感じます」
生き馬の目を抜く芸能界。椅子取りゲームは熾烈だ。