結婚後も女優を継続…藤原紀香を待ち受ける“梨園の恐怖”
かねて交際中だった歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)が30日の大安に入籍した。31日午後、東京・帝国ホテルで金屏風を背に結婚会見を開いた2人はいま幸せの絶頂にいることだろう。
昨年5月に女性誌のスクープで交際が発覚。当初は熊切あさ美(35)との二股疑惑が囁かれ、一時は愛之助と同棲していた熊切が「別れてない」と語るなど三角関係は泥沼化。しかし、愛之助が選んだのは紀香の方で、その後はトントン拍子に話が進行。
昨年8月末には双方がブログで堂々の交際宣言をするに至り、その頃には周囲への根回しや挨拶などが無事に済んだことで結婚は既定路線に。同12月の段階では日刊ゲンダイ本紙スクープの通り、今年3月の入籍が決まっていた。
晴れて梨園の女房となる紀香。結婚後も女優やタレントの仕事は続ける意向のようだが「そんなに甘くない」というのは歌舞伎の勧進元の松竹関係者だ。
「女優と掛け持ちできるほど生易しいものではありません。公演中は毎日のように劇場のロビーに立ち、贔屓筋への挨拶に追われるのはもちろん、お礼状を書いたり、接待の場に出向いたり、夫を陰日なたに支える裏方に徹しなければなりません。それでいて家庭では夫の体調管理まで求められるハードワークです。菊五郎さんの妻の富司純子さんでさえ女優を完全引退して飛び込んだ世界。梨園の女房という響きに酔っていたら先輩役者の女房連中から総スカンを食う可能性もある」
たしかに、過去には梨園の厳しいしきたりに馴染めずに離婚してしまった近藤サトや竹内結子のようなケースもある。しかも、ラブリンこと愛之助は歌舞伎界屈指のモテ男である。浮気も甲斐性という特殊な世界なのは承知のはずだが、紀香が梨園の“真実”を身をもって知るのはこれからだ。