フジ日9「OUR HOUSE」初回大惨敗 “芦田プロ”にかかる重圧
日曜夜9時台で4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)は完全にアウトだろう。
フジテレビ系ドラマ「OUR HOUSE」の初回(17日)視聴率。天才子役の芦田愛菜(11)と、NHK朝ドラの“マッサン女優”ことシャーロット・ケイト・フォックス(30)がダブル主演を務める4月期クールの中でも注目の一作だが、大苦戦のスタートとなった。
この日の同時間帯は新作ドラマ3本がひしめき合う混戦模様。3番組の中で視聴者の心を最もつかんだのは、松本潤(32)主演のTBS日曜劇場「99.9―刑事専門弁護士―」(15.5%)。続いて、テレビ朝日系「科捜研の女 春スペシャル」(9.9%)。「OUR――」は遠く及ばず、トリプルスコア、ダブルスコアの大差をつけられた。
亡き母親に代わって大家族を取りまとめる中1の長女(芦田)と、米国からやってきた新米ママ(シャーロット)がぶつかり合うハートフルなホームコメディー。ま、日米の組み合わせは珍しいものの、かつてはミポリン(新米ママ)とゴクミ(娘)が共演した80年代の連ドラ「ママはアイドル!」があったように、定番かつ共感を呼ぶテーマだ。では、なぜ惨敗したのか。