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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

世間は忘れない ベッキーに付きまとう“不倫と嘘”の色眼鏡

公開日: 更新日:

「精査してから」と約束通り会見した舛添要一知事だったが、「嘘の上塗り」のような言い訳では誰も納得しない。火に油を注ぐことになり、今後も追及されるのは必定。ピンチに追い込まれた。

 ベッキー(32)も事の始まりは嘘の会見だった。「清純派で優等生タレントの不倫」だけでもダメージなのに、不倫を否定した嘘の会見でベッキーの見方まで変わってしまった。その嘘を裏付けるように不倫相手の“ゲスの極み乙女。”の川谷絵音とのLINEのやりとりが露呈。嘘をつけばボロが出る。そこをメディアに突かれる。

 ベッキーのたどった過程に似てきた舛添氏が次にどんな一手を打つか興味深いが、ベッキーの一手はテレビ出演だった。

「各局、メディアとも幅広い交流があっただけに、公平に謝罪会見がベストだった」という声もあったなか、ベッキーは一番組に収録で出演。不倫と嘘を認めたうえで涙の謝罪は「予定調和」のようでもあったが、とりあえずのみそぎとした。賛否両論あれ、世間の反応を見つつレギュラー番組へ復帰を果たすのだろう。

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