初出演ドラマは不評 山口百恵の長男・三浦祐太朗のトホホ
五輪特番のどさくさに紛れて(?)、鈴木保奈美(50)主演のドラマ「ノンママ白書」(フジテレビ系土曜23時40分)がスタートした。
鈴木にとって、今作は実に18年ぶりの連ドラ主演。前クール「朝が来る」主演の安田成美(49)にしろ、この「オトナの土ドラ」枠は90年代に華々しく活躍したトレンディー女優の新たな主戦場となりつつあるようだ。
が、いかんせん、内容が悪過ぎる。鈴木演じる49歳バツイチ、子なしのキャリアウーマンの悲喜こもごもを描くが、「東海テレビの制作とはいえ、広告代理店勤務という設定ひとつとってもバブリーが大好物のフジらしいドラマです。ノンママ(子供を産まない選択をした女性のこと)の応援ドラマかと思いきや、初回から閉経したら部長に昇進というデリケートなテーマをぶつけ、土曜の深夜に気持ちがどんより。主人公らアラフィフ3人組の愚痴連発に、用語解説の長いテロップは“誰得”なのか。当事者やノンママ予備軍ともに、傷つけられるだけ傷つけられる感覚を抱いた視聴者は少なくないと思います」(コラムニストの桧山珠美氏)。