女子高生が麻雀を…異色ドラマ「咲-Saki-」の見どころ
「咲-Saki-」(TBS系)は、小林立の麻雀漫画が原作のドラマだ。
主人公の宮永咲(浜辺美波=写真)は、一見ごく普通のおとなしい女子高生だが、麻雀では誰にも負けない天才的な勝負勘と強運を発揮する。現在は高校の麻雀部に入ったばかり。それぞれ個性的な仲間たちと県大会、そして全国を目指すことになる。
一つ目の見どころは、「四暗刻」「嶺上開花」といった役が飛び出す対戦場面だ。麻雀を知っている人はもちろん、知らない人でもつい見入ってしまう緊迫感と高揚感がある。しかも雀士はセーラー服の女子高生。このギャップが面白い。
次に見るべき点は、麻雀という勝負を描くこのドラマが、出演者たちにとっても“勝負の場”になっていることだ。初主演の浜辺は「東宝シンデレラ」ニュージェネレーション賞の受賞者。麻雀部員にはSUPER☆GiRLSのメンバー・浅川梨奈、私立恵比寿中学の廣田あいか、元「ニコラ」専属モデルの古畑星夏らがいる。皆、ライバルだ。
また他校の麻雀部でも、人気モデルの武田玲奈、バラエティーでも見るようになった山地まり、AKB48の元メンバー・永尾まりやらが出番を待っている。にぎやかだ。
女子高生たちが雀卓を囲む異色の麻雀ドラマであるだけでなく、4校20人が競い合う、“動くグラビア大会”としてのカロリーもかなり高い。