“元ヤクザ”ボクサー大嶋宏成さん 壮絶「入れ墨」除去語る
引退時の成績は、21勝5敗1分け。その後、師と仰ぐ山本幸治さんのジムで働き、15年から今のジムの会長になった。
実は大嶋さんにはもう一つ、俳優としての顔もある。14年には東出昌大主演の映画「クローズEXPLODE」、亀田大毅主演「ヒットマン明日への銃声」に出演した。
「芸能の仕事がない時は、ほとんど毎日ジムにいて、夜10時すぎくらいからは店にいます。ボクシングで教わった愛や人の絆はかけがえのないもの。それらを発信していくのがボクの役目。ボクシングをやっていなかったら、大変な人生を送っていたかもしれません。ハハハ」
昨年10月、「ここから生まれる勇気」という自らの半生記を出版した。
「ボクの体験を子供たちの役に立ててもらえたら、と思い書きました。困難にぶつかったとき、心が元気になるような内容です。子供にも分かりやすい文章にしました。非行の子供を抱えた親世代にも読んでほしいですね」
ところで大嶋さん、人生のパートナーは……。
「結婚ですか? いやー、なかなか縁がないんですよ。だれかいい人いませんかね(笑い)」