キムタクと中居も正念場…元SMAP「残留組」の遺恨と受難
芸能人にとって最もつらいのは、世間から忘れられることだという。とするならば、元SMAPの5人はまさに苦難の時を迎えているのではないか。
稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)はジャニーズ事務所との契約満了となる9月8日が迫り、表舞台からフェードアウト。ジャニーズ残留組の木村拓哉(44)と中居正広(44)も、国民的アイドルグループとして活動していた25年間とは違う扱いに戸惑いがうかがえる。
木村は来年公開の映画「検察側の罪人」(原田眞人監督)で、ジャニーズの後輩である「嵐」の二宮和也(34)と共演、その撮影現場ではピリピリと張りつめた緊張感を漂わせているという。東京地検の同じ刑事部に、検察教官時代の教え子だった新人検事が配属され、過去に扱った事件の「正義」を巡って対立するベテラン検事の役だ。
「初の汚れ役というだけじゃなく、SMAP時代にはあり得なかった嵐との共演、それも演技力に定評のある二宮ですからね。『どの役をやっても同じに見える』とも言われてきた木村は汚名返上とばかりに意気込んでいますよ。SMAP解散で、俳優業が活動の中心になっていく中、最盛期に12%あったとされるテレビの潜在視聴率はひとケタ台に下落したというし、今年春公開の主演映画『無限の住人』も大コケ。本作は『失敗が許されない正念場の一作』と一部芸能マスコミが報じ、業界全体でも注視していますからね」(ワイドショー芸能デスク)