最大の障壁はジャニーズ…光GENJI「再結成」現実味あるか
「そう簡単じゃないですよ」と、古参の芸能関係者は言った。80年代後半に大人気だった光GENJIの結成から30周年となる今年、諸星和己(47)が元メンバーで最近また集まっていることをテレビで告白。「7人で集まるってことは、気持ちは何かあると思う」とコメントしたため、再結成の機運が高まっている。
集まった席でコンサートをやろうという話にならないかとの質問に、同じ番組で諸星は「不思議とプライベートではならない。多分、恥ずかしいのか、自分の責任になるのが怖いんですよ」とも語り、元メンバーからの具体的な声や動きがあるわけではないことも告白している。再結成はあるのか、ないのか、今のところは不明確だ。冒頭の関係者がこう言う。
「本人たちがヤル気でも、現実になる見通しはないに等しいからですよ。同じ元ジャニーズでは、フォーリーブスが02年に再結成し、往年のファンは喜びました。あのときは元メンバーが揃ってメリー(喜多川副社長)さんのもとへお願いに行って『いいんじゃないの』と認めてもらった。光GENJIの場合、素行不良でジャニーズを辞めた諸星らが今さら頭を下げに行ったとしても、『どうぞご勝手に』とあしらわれるだけでしょう。再結成するにしても、楽曲の権利はジャニーズにあって、それらは使えないし、グループ名も使えない。それだけじゃない。元リーダーの内海光司と佐藤アツヒロはいまもジャニーズ所属で、再結成に参加するならば、ジャニーズを出るしかない。事務所内で相応のポジションを築いているのに、生活の安定を捨ててまで再結成に動くかどうか」