動画配信サービス発案で特許 野口五郎は“副業”でも第一線
歌手活動も続けつつ、それ以外でも仕事の幅を広げていて、今も第一線なのだ。
「野口さんは楽器の腕前にも定評があり、ギターはロックミュージシャン並みの腕前ですし、六本木のライブバーでレッド・ツェッペリンなどのハードロックを若いミュージシャンと即興でバンドを組んで披露したときは、ベースを担当していました。芸能界では大御所ですが、売れ続けることの難しさを熟知しているから、努力を惜しまず、若い世代とも積極的に交流されていた。今回のビジネスモデルは、デジタル化の進む音楽シーンでの次の一手を模索していたからこその成果でしょう」(芸能プロデューサーの野島茂朗氏)
最近は歌手の小柳ルミ子(65)がサッカー解説者となり、仕事の幅を広げて話題になった。やる気になれば、還暦過ぎても新しいことにチャレンジして、成功できる。そう実証している野口らの活躍が中高年世代を発奮させるに違いない。