たばこマジックの第一人者 ブラック嶋田さんが語る“逆風”

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 意外なカミングアウトに記者がズッコケると、「かといって、たばこならなんでもいいか? っていうと違うんです。電子たばこ? ダメダメ、煙が出ないと芸にならないよ。アハハハ」。

 せっかくなので、禁煙の喫茶店から移動してたばこマジックを見せてもらった。手早く4本のたばこに火をつけて横並びにくわえると、丸のみにするように口中へ。そして次の瞬間、同じ位置に戻してプカーリ。

「体を張った、ガチの芸もあるんですよ」

 こう言うや、火のついたたばこをそのまま舌に押し付けた。かすかにジュッと音がした。

「これを見た、件の教授先生、『あんたの舌はテフロン加工でできてるんじゃないの』だって。ワハハハ」

■“マジック界”の五輪で4位入賞も

 さて、嶋田さんは富山県東部、日本海に面した入善町の農家の三男坊として生まれた。中学卒業後、上京して池袋のペンキ店へでっち奉公。そして、23歳で北区にあった関西ペイント特約店の営業マンになった。

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