元SMAPは映画で攻勢 懸念はジャニーズとの公開日“かぶり”
元SMAPの稲垣吾郎(44)。映画「半世界」(阪本順治監督、公開時期未定)でジャニーズ事務所退所後、単独で映画初主演を務めることが公式ファンサイトで発表されたのは13日のことだった。
映画は稲垣演じる炭焼き職人が主人公の人間ドラマで、発表された共演者は長谷川博己(40)、渋川清彦(43)、池脇千鶴(36)といずれも演技の本格派が顔を揃える。
「東宝など邦画メジャーで元SMAP3人の映画は難しいが、今回の製作・配給を手がけるのは3人をマネジメントする元チーフマネジャーの飯島三智氏と関係が深いキノフィルムズ。映画の製作配給会社で、この会社は木下工務店を中核とする木下グループの傘下です。阪本監督はかつて香取(慎吾)の主演作『座頭市 THE LAST』を手がけた縁で飯島氏とつながりがあり、稲垣の起用にいたった」(映画関係者)
すでに、地上波では4月以降、稲垣のレギュラー番組が残るのみの元SMAP。同月から3人のレギュラー番組がAbemaTVでスタートするなど、地上波には見切りをつけているようだが、今後は古巣のジャニーズと映画でも勝負することになりそうだ。そこで懸念されるのが公開日の“かぶり”問題である。