フジ誤報も独り歩き 山口達也事件で広がる憶測と二次被害
元TOKIO・山口達也(46)の強制わいせつ事件は不起訴になったことと山口の事務所解雇で一応の収束をみたかのように思われている。だが、水面下では臆測と二次被害が広がっている。
事件が起きたのは2月12日。1カ月間の入院から自宅マンションに戻ったその日に、NHKの「Rの法則」で共演していた女子高生に電話。誘いを断れなかった女子高生が友達と連れだって山口の住む港区の高級タワマンを訪れた。部屋にいた山口は酩酊状態で女子高生たちに酒をすすめた上、嫌がる被害者に無理やりキスするなどわいせつ行為に及んだという。
友人の女子高生はトイレに逃げ込み難を逃れ、山口がたばこを吸いに部屋を出た時に2人は逃げ、麻布署に被害届を提出。4月25日に書類送検されたことが分かった。
フジテレビが山口宅にもう1人男性がいたと報じたが、誤りだったと訂正して謝罪したものの臆測は独り歩き。「タワマンに出入りするには誰か案内した人物がいるのでは?」「山口と被害者がもみ合っていたのなら、友達はトイレに逃げ込むより部屋を出ればいいのに」「他に男がいたから逃げられなかったのでは?」といった臆測がネットを中心に飛び交い、被害者までバッシングされつつある。