髭男爵・山田ルイ53世が一発屋取材を語る「勇気もらった」
見た目と違い、相当な社交下手だという。
「先輩の楽屋に挨拶に行く時はメチャメチャ社交的で、なんなら残って長話するくらい営業マンに徹することはできるんですけど、スイッチ切れると全然ダメ。収録終わりに『このあと飲みに行く?』なんて不意打ち食らうと、『ちょっと後がありまして……』と言ってしまう自分がいる。社交性の欠如は自覚しているのですが、もともと引きこもりだからなのか、引きこもりだからそうなったのか、もう43歳にもなって変えられないので諦めています」
同じ一発屋を取材する心境はどうだったのだろうか。
「取材した方は皆尊敬している人たちで。ムーディ勝山くんなんかレギュラー番組を7年も続けているし、みんなコンスタントに仕事はあるし、自分も頑張ろうと勇気をもらいました。次は別のジャンルの人のインタビューに挑戦してみてはと担当編集さんに言われています。芸人を捨てて、完全にライターになられた元ジャリズムのオモロー山下さんとか取材してみたいですね」
これを機に文筆業に転身する気はあるのか。