米俳優で別格 トム・クルーズ人気支える日本のオヤジ世代
米俳優トム・クルーズ(56)が主演映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(8月3日公開)を引っ提げて、今月18日に来日する。約2年ぶり、23度目の新作キャンペーン。親日家で、来日のたびに熱心なファンサービスを行っているトムは「こんにちは! 会うのが楽しみです」とのメッセージをファンに寄せているという。だからというわけでもないだろうが、また熱烈ファンが空港などに押し寄せ、あふれんばかりの歓声で迎えるのではないか。
トム・クルーズが全米ドル箱スターなのは今さらだが、この日本では「オール・ユー・ニード・イズ・キル」公開時の2014年に累計興行収入が1000億円を突破。ほぼすべての公開作品で興収10億円以上をマークしている。
「彼の同年代には、ブラッド・ピット、ジョニー・デップ、キアヌ・リーブスといったスターがいて、いずれも来日すれば騒がれていますがトムは別格。ピットは2011年の『マネーボール』あたりから失速しているし、デップは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを超えるヒット作はなく、キアヌに至っては『スピード』と『マトリックス』シリーズ以降、低迷が続いています。作品数でも、大多数が製作費1億ドルを超えるビッグバジェットという規模でも、トム・クルーズが抜きんでています」と映画関係者は言う。