安室奈美恵の引退にファンは…「アムロス」現象は長期化へ
アイドル評論家の北川昌弘氏は「80年代は松田聖子、90年代は安室奈美恵、2000年代は浜崎あゆみと瞬発的に同世代に影響力を与えていることはありますが、その後も継続していることはレアケース。彼女が“イメージを維持する”ことに努めた結果では」と人気の理由を分析。
芸能リポーターの川内天子氏は「同化したい作用が働く存在」とし、こう続ける。
「彼女は徹底した“進化型アーティスト”で、常に新しい刺激を与えるため、一度見たらハマる要素がある。しかもテレビには出演せず、ライブに行かないと会えない希少価値が『次の安室は何?』という期待の相乗効果となって、ファンは長年追い続けてきたのでしょう。代替のアーティストがいないだけにアムロスは相当長く続くと思います」
安室と共に歩み、実人生を同化させてきたファンには長く、深い“ロス”が始まった。