IT専門家も太鼓判 北川景子主演"スマホ恐怖映画"のリアル
「何より驚いたのは、主演です。北川さんといえば、2012年頃に実際に“なりすまし被害”に遭った当事者。当時、彼女のフェイスブックには2万の『いいね』が付いていましたが、実はそれが偽ページだった。本人が公式サイトで〈なりすましページに温かい応援コメントをいただいているのを拝見し、非常に心を痛めております〉とコメントを出したほど。それにも関わらず、公式サイトの『いいね』は2000強。なしすましの方が大人気だったんです。北川さんもほとほと手を焼いていたはず」(守屋英一氏)
フェイスブックのなりすましは実名登録だけに周囲も簡単に信じ込み、被害者が名誉挽回しようとしても時間がかかるのが恐ろしいところ。ある大手企業の人事担当者もこう明かす。
「ウチの会社でも、フェイスブックでライバルの同僚になりすまし、暴言や誹謗中傷を繰り返していたケースがあった。なりすまされた側の社員の評判はガタ落ちで、一時は仕事の評価にまで響いていましたね」
偽ページでも厄介なのに、スマホを落として自分の本物のフェイスブックを乗っ取られでもしたら、目も当てられない。自己防衛のためには、厳重なパスコードと最低限のプライバシー設定を絶対に怠らないことだ。