江藤あやさん<2>施術が難しく…エステサロンは1年で退職

公開日: 更新日:

 東京に出てきたのは、30歳も間近なころ。周囲には止められましたが、役者を極めたいと思って上京しました。

 荻窪にアパートを借りて、まずやることは生活のための職探し。派遣会社に登録をしました。すぐには芝居に関われないかなと思っていたのですが、やっぱりここでも人に恵まれていて。名古屋の舞台でお世話になった湯浅実さんがカトケン事務所(加藤健一事務所)で演技指導をされていて、カトケン事務所の卒業生たちが舞台をやるときに、名古屋弁指導でお手伝いをさせていただくことができたんです。

 それが愛知県岡崎市にある女子師範学校を舞台にした「見よ、飛行機の高く飛べるを」という作品でした。演じる側ではなかったですが、上京後すぐに舞台に関わることができたのは本当にうれしかったですね。おかげで役者の友達もできて、ありがたかったです。

 また、湯浅さんから近藤芳正さんを紹介していただき、劇団ダンダンブエノのお手伝いをさせていただくことに。稽古場代役や制作で毎日稽古、本番までつかせていただくことができ、とても勉強になりました。1年前には映画「報復(かえし)」で近藤さんと共演するという夢がかない、感激でした。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」