初作品は大コケ…水谷豊監督2作目は「相棒」のご褒美か
俳優・水谷豊(66)の映画監督2作目の全貌が明らかになった。一部スポーツ紙が報じたところによると、タイトルは「轢き逃げ 最高の最悪な日」(来年5月10日公開)。主演は俳優・三田村邦彦(65)の三男の中山麻聖(29)。地方都市で起きたひき逃げ事件を軸に、関わった人々の感情を掘り下げ、心情の変化を描くサスペンス。中山は水谷が自ら行ったオーディションで主役の座をゲットしたという。
水谷は監督だけでなく、脚本も手掛け、独自に事件を追いかける被害者の父親役で出演する。
「配給元は東映。神戸で4月下旬から大規模な撮影が行われ、すでに終了。水谷監督の撮り方は独特。まず自らが一度演じて、その通りに役者に演じさせます。つまり、自身の監督作品では自分の“色”に染まる俳優じゃないと起用しない」(映画業界関係者)
水谷といえば昨年、初監督を務めた主演映画「TAP―THE LAST SHOW―」が公開されるも興行収入はわずか1.2億円で大コケ。2作目も心配だが……。
「本人は映画監督として情熱を燃やしています。東映は水谷主演の人気シリーズ『相棒』を抱えているので、誰も水谷を止められません。とはいえ、2作目はタイトルからして当たるかは微妙です」(前出の関係者)
“ドル箱”相棒の“ご褒美”だと思えば、仕方なしか。