ロス埋める“王子様候補”キンプリ快進撃の裏に嵐との親和性
嵐の活動休止宣言でライブDVDが軒並みランクインする騒ぎになっているが、ファンの間では“嵐ロス”をどう埋めるか、次なる「王子様探し」が話題になっている。
最有力候補は、昨年1月にデビューしたキンプリこと「King&Prince」。平野紫耀(22)、永瀬廉(20)、高橋海人(19)からなる「Mr.King」と、岸優太(23)、神宮寺勇太(21)、岩橋玄樹(22/病気療養のため活動休止中)からなる「Mr.Prince」が合体したもの。デビュー曲「シンデレラガール」は初登場1位を獲得、初週57・7万枚を突破するという快挙を達成。イケメンランキングトップの平野、“国民的彼氏”と称される神宮寺、現役大学生の永瀬など、王子様感があり、かつ個性が光るメンバーが揃っている。
「嵐のコンサートチケットが当たらなくなって、推しメンをキンプリに変更しました。嵐はDVDで楽しみ、ライブはキンプリ。同じようなファンは少なからずいます」(ある嵐ファン)と語るように、以前から嵐とキンプリは親和性が高かった。
「王子様感はあるけど、親しみやすさがある。非常に人間性がいいメンバーが集まっているところが似ています。TOKIOは男子校のノリ、V6はシックな大人チームとカミセンの若さの混成チームなど、グループのカラーがある中で、嵐とキンプリはジャニーズという国の“同じ村の人”という感じですね。ブレークするまでに時間がかかったのも同じ。嵐はいつもSMAPの背中を見ていたので横浜アリーナでコンサートをやっていても『どうやったら売れるのかな』とメンバー同士で話していた。キンプリも2つのユニットになってから2年ほど曖昧な立ち位置が続いていました。不安と劣等感を抱えている時期があったからこそ、2組とも天狗にならずいつまでも親しみやすさが変わらないのです」(音楽関係者)