“貴乃花光司”に改名で 参院選出馬がますます高まった根拠
貴乃花光司(46)が先週末、イベントに登場した際、取り沙汰される夏の参院選出馬について「100%以上、ありません」と答えていた。
騒ぎを沈静化させる応答だったが、本当なの? と疑問に思うマスコミも多い。
少し前まで花田光司氏と本名で呼ばれていたが、先月から知り合いの芸能プロダクションと提携し、貴乃花光司という名前で活動していくと発表している。いわば芸名のようなものだ。こちらとしては、いちいち“元貴乃花親方の花田光司さん”という呼び方をしなくて済むようになるのでラクになった格好だ。
実は、僕はこの名前を使い出したというのが、ひとつの“キモ”だと思っている。貴乃花という名は、日本全国の人たちが知っている。むしろ本名の花田光司では、いまいちシックリこない。通り名として貴乃花を使っていれば、もし選挙に出るとなっても、公職選挙法施行令でその名で立候補が可能なのだ。
昨年10月に日本相撲協会を退職してから自民党の馳浩議員と面会したり、スポーツ議員連盟主催のフォーラムに姿を見せたりと、国会議員とのつながりの中で、「知名度トップクラスの“貴乃花”の名前で活動した方がいい」といったアドバイスがあったとしても不思議ではない。