貴乃花は芸能界からも“三くだり半” TV局や制作会社及び腰
退職、離婚で文字通り裸一貫となった平成の大横綱貴乃花(46)の今後を、元タニマチ筋がこう言って心配している。
「実際問題として無職ですからね。相撲協会の理事だった今年1月の時点で144万8000円あった月給が、その後の理事解任、5階級降格で3カ月足らずの間に一気に80万8000円になったでしょ。あのときも、返済途中であろう都内の自宅(極度額1億8000万円の根抵当権と計2億円の抵当権が設定=9月25日時点)のことも含めて、我々の間で、やっていけるのか? と心配する声が上がりましたが、協会を退職したことでそれすらなくなった。合わせて4000万円程度といわれる協会からの退職金、功労金が入るとはいえ、それも焼け石に水、なんて見方もある。これからの生活を考えれば、固定収入を得なければいけないが、そのアテはあるのだろうか」
■「厄介者は勘弁という雰囲気」
貴乃花は退職会見で今後の展望を聞かれ、「少年に相撲を教えたい」と競技人口の裾野を広げる活動をライフワークにする意向を示していたものの、志は立派でも、カネにはつながりにくい。行く末を案じる支援者からは、タレント転身を勧められているという。平成の大横綱として知名度は抜群、退職後に出演したバラエティー番組でも15.2%の高視聴率をマーク。テレビ局からのニーズはある、と踏んでいるようなのだが……。