キムタクと中居“SMAP言及”に沸くファンと忖度TV局の温度差
木村拓哉(46)と中居正広(46)がそれぞれ、出演したテレビ番組で、「SMAPだったこと」を印象づけるような発言をしてネット上が沸いている。木村は9日放送のTBS系バラエティー番組「人生最高レストラン」に出演。
「木村さんが人生で最高においしかったものとして語ったのは、ドラマ撮影で訪れた北海道の根室で食べたミートソースの味。あまりにおいしかったため、『絶対、味を覚えて帰ろうと思って、後日収録のあったビストロSMAPでパクリました』と発言。さらに『うれしかったのは、ビストロ(SMAP)のレシピ本が(店内に)並んでいたんです』とも。木村さんがSMAP時代の思い出を自ら語り、それをテレビ局側もカットしなかったことが驚きでした」(芸能ライター・エリザベス松本氏)
驚くのも当然で、各テレビ局はSMAP解散後、まるで最初からなかったかのような扱いをしてきた。
たとえば、平成のヒット曲を年度別に紹介したある歌番組では、2003年度の売り上げ1位だったSMAPの「世界でひとつだけの花」の存在を無視。違う番組では、国立競技場で公演をしたアーティストを紹介する場面でSMAPの名前だけを挙げなかったということもあった。