二階堂版「ストロベリーナイト」の“過酷ロケ”に30時間密着
■もし5%割れば…
気の毒なのは、こんな過密スケジュールを黙々とこなしながら、視聴率上昇の気配すら見えてこないことだ。
「恐らく、今後のドラマの分岐点は視聴率5%前後になるでしょう。もし5%を割ることにでもなれば、台本の後半2本分くらいは“お蔵入り”になる可能性も否定できません」(テレビ関係者)
印象的だったのは19日の撮影で新宿1丁目で二階堂と亀梨の主演2人が絡んだ瞬間だった。撮影場所の花園西公園の周辺は、厳重な交通規制が敷かれていたが、若い女性の人だかりができ、二階堂と一緒にモニターを繰り返しチェックしながら本番に臨む亀梨の表情からは時折笑みがこぼれた。深田恭子との“別離報道”が流れてから亀梨を目撃したのはこれが初めてだったが、傷心を引きずっている様子は見えなかった。
二階堂は役にのめり込むあまり、共演者と恋愛関係になることの多い女優といわれている。ただ、今回のロケに関して言えば、撮影の集合場所に誰よりも早く朝6時30分に駆けつけて孤軍奮闘している感じだった。ドラマの視聴率が大幅に好転しない限りは恋愛を楽しむ余裕はないかもしれない。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)