総選挙見送りで紅白に黄信号 AKB48「15年目」の曲がり角
AKB48が過渡期を迎えている。NGT48の山口真帆(23)の一連の騒動に端を発し、2005年の誕生以来15年目にして“危機的状況”に陥っているというのだ。09年以降、10回を数えていた「選抜総選挙」も今年は開催が見送られた。
スポーツニッポンは、「48グループは現在、最悪の事態を迎えている」と伝えた。山口の騒動を巡るAKSのずさんな対応が、本家のAKBにも影響し、今月予定されていたシングルの発売は見送られ、11回連続出場を目指す年末のNHK紅白歌合戦への出場も危ぶまれているというのだ。シングルが発売されないと、NHKが選考基準のひとつに掲げる「年間を通した活躍」に満たなくなるという。
さるAKB関係者はこう話す。
「通常、夏の総選挙の前に投票券入りのシングルを発売するのですが、その売り上げは莫大です。今年はそれがなくなったため、ボーナスが減るのではないかとも言われています……」
確かに同グループにとって「総選挙」は年間を通して、売り上げ・話題性ともに最大のイベントだ。