ジャニーズ春ドラマ主題歌売り上げに“新高古低”の異変アリ
6月も終盤に差しかかり、令和の始まりを飾った春ドラマの数々も最終回を迎えた。好評を博したもの、爆死したもの……様々な評価が出揃ったわけだが、ドラマといえば、物語に華を添える主題歌も忘れてはならない。
とりわけジャニーズのタイアップは、もはやドラマ業界には欠かせない。そんな新時代を迎えた令和一発目のジャニーズ・ドラマ主題歌は一体、どんな成績だったのか。視聴率と売り上げは比例するのか。振り返ってみよう。
まず、ダントツの売り上げを叩き出したのは、Hey!Say!JUMP。メンバーである伊野尾慧(29)出演「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)の主題歌「愛だけがすべて -What do you want?-」は、オリコン週間DVDランキングで初週売り上げ18.5万枚。
同じくメンバーの知念侑李(25)出演ドラマ「頭に来てもアホとは戦うな!」(日本テレビ系)の主題歌を収録した「Lucky-Unlucky/Oh! my darling」はオリコン初週19.9万枚と、今期だけで2つのタイアップ曲をリリース。しかもそれぞれが初週だけで20万枚に迫る勢いで、ジャニーズ・春ドラマ主題歌の売り上げでは1位2位を独占。両主題歌とも深夜枠のドラマにも関わらず、ジャニーズの先輩たちが担当したゴールデン・プライム帯(以下GP帯)の主題歌を上回る売り上げをマークしたのは世代交代のあらわれか、はたまた、まぐれか。