韓国リメークドラマ “テッパン”医療&刑事でも総崩れのワケ

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 ほぼ出揃った夏ドラマ。今クールの特徴は、オリジナル脚本の作品が少ないこと。特に韓国ドラマのリメーク作品が3本も放送されているが、視聴率はサッパリだ。

 大森南朋(47)主演の「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(テレビ朝日系木曜夜9時)は初回こそ平均視聴率が14.3%と暫定トップだったものの、第2回は9.5%と4.8ポイントの大幅ダウン。

 唐沢寿明(56=同中)主演の「ボイス 110緊急指令室」(日本テレビ系土曜夜10時)は初回12.6%の好スタートも、第2回は8.4%で4.2ポイント減。

 三浦春馬(29=同下)主演の「TWO WEEKS」(フジテレビ系火曜夜9時)に至っては、初回が8.4%で2回目が5.9%と、一度も2ケタに達していない。

「ドラマのテッパンと言えば、中高年ウケする1話完結の医療、刑事ものです。『サイン』は医療、『ボイス』は刑事ものですが、1話完結ではない。『TWO――』のような逃亡劇ドラマは視聴率を稼ぎにくい傾向があります。また、韓国では週2回の放送が普通で、全20回や16回など日本より長いのが特徴。少ない回数でリメークすると編成上の無理が生じ、クオリティーが低くなりがちです」(テレビ誌ライター)

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