木村拓哉「グランメゾン東京」脚本家だけパクリ炎上の不思議
木村拓哉(46)主演のTBS日曜劇場「グランメゾン東京」(日曜夜9時)が、10月20日にスタート。初回の平均視聴率は12・4%、27日の第2話は13・2%と、初回を上回った(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。
TBSの佐々木卓社長は10月30日の定例会見で、順調な船出との認識を示し、今後のさらなる盛り上がりに期待を込めた。
“視聴率男”と呼ばれたキムタクだが、直近の主演ドラマ3作の平均視聴率は10%台と伸び悩み、常に20%を超えていたかつての勢いはない。「グランメゾン東京」の2回分の視聴率が、日曜劇場の前作「ノーサイド・ゲーム」の初回視聴率(13・5%)に及ばないことでも明らかだろう。
「グランメゾン東京」は企画段階から、“ヒロイン選び”について視聴率の責任論など悪目立ちすることもあり、あまた人気女優の名前が浮上するもスケジュールなどを理由に断られ、難航しているとの噂が流れていた。
そして、今年5月に企画内容が明らかになって以降、米映画「二ツ星の料理人」(15年)に酷似していると“パクリ疑惑”が報じられていたが、放送開始直後からネット上では2作品の類似点を挙げ、パクリ糾弾派と擁護派で論争を繰り広げている。