日テレ若手流出のピンチ ボーナス減に社員は大ブーイング
日テレが局員に一時金の大幅削減を強いる根拠となっているのが、先月7日に発表された2020年3月期第2四半期決算だ。想定外の大幅赤字を計上したのだ。
「売上高は前年同期並みの2095億8400万円(1・3%増)であったが利益面では2桁のマイナスになった。営業利益は171億2500万円(16・6%減)、経常利益は207億5400万円(15・3%減)、当期純利益は136億3900万円(20・5%減)。小杉善信社長もこの結果に絶句していた。すぐに『スポット収入の落ち込み方が予想に反し大幅に落ちていた』と状況説明をするメッセージを出したほどです」(事情通)
■若手はネットに興味津々
すでに、この一時金の大幅削減案の話は局内にも広まっているという。こうした状況に見切りをつけ始めたのが20~30代前半の若手局員だ。
「視聴率ナンバーワンの日テレがここまで厳しいということは、テレビ界がもうダメだと改めて認識しているようですね。だったら高給で雇用してくれるところに行こうという話になってくる」(制作関係者)