笠井アナ 悪性リンパ腫公表前に見せた不屈の現場主義エピ
■悪性リンパ腫を公表
「つい先日、ある記者会見の会場でお会いしたときは、いつも通り明るく、お元気そうでしたので驚いています」(芸能リポーターの城下尊之氏)
悪性リンパ腫であることを公表した、フリーアナウンサー笠井信輔氏(56)。
「ああ、どうも」
「お久しぶりです」
「また何だか偉くなられたご様子で」
「何をおっしゃいますか、全然なってませんよ」
そんな会話を交わした後、会見も滞りなく進行させていたそうだ。
「プロならば当然といえばそうなのかも知れませんけれど、ご病気のことなどみじんも感じさせませんでした。立派です」と城下氏が言う通りだろう。
悪性リンパ腫は血液がんだ。その発症数は年間10万人に十数人程度。
「慎重で勉強家の彼がなんでまた……。残念でならない」と、かつて笠井アナもレギュラーだったフジテレビ系「とくダネ!」の小倉智昭(72)の言葉にうなずく関係者は多い。