笠井アナ 悪性リンパ腫公表前に見せた不屈の現場主義エピ
60歳の定年前にもう一勝負と9月30日付でフジテレビを退社した際、「ここまでの決断をしたのは人生初めて。清水の舞台から飛び降りてどうなるのか」とのコメントを発表した。
■「人生最大の決断」でフリー転身した直後に…
その直後、10月からのフリー転身に当たっての健康診断で病気が判明したというのだから、ショックはいかばかりか。
「改めて悪性リンパ腫という文字を見ると、自分ががんだと再確認する。立ち向かっていかないといけない」と、闘病への決意を見せている。4カ月の抗がん剤治療、さらに最低でも2カ月の自宅療養が必要とされ、療養は半年に及ぶ見通しという。決まっていたテレビ番組出演、講演会、イベント司会などの仕事はすべてキャンセルとなる。
「笠井さんは現在、小倉さんと同じ芸能事務所に所属しています。業務委託契約であれば、だいたいギャラは折半となりますが、それでも局アナ時代よりもかなり高額な取り分が手元に残る。でも、仕事があればの話。サラリーマンのような有休もなければ、病気療養中の生活保障は通常ありません」(芸能プロ関係者)