追悼・岡江久美子さん「涙くんさよなら」を聞いて涙が…
岡江久美子さんが逝ってしまいました。感染されていたことを知らなかったし、突然のお別れの報道で絶句しました。年齢不詳、幾つになっても可愛らしく、TBSでは朝の顔として長く「はなまるマーケット」の司会もなさって、元気印のイメージだっただけに、ファン、関係者のショックは計り知れません。
大家族をテーマにしたホームドラマ「天までとどけ」ではお母さん役で、子役だった役者は大人になった今でも岡江さんを「お母さん」と呼び、時折集ってお食事会をしたり、相談に乗ってもらったりだったそうです。五郎役だった須藤公一くんは「まだ頭が追いついてないです。誰1人、お見舞いにも行かれないんです」と。
私はテーマ曲「涙くんさよなら」を聴いて涙があふれました。昨年末に乳がんの手術をされ、年明けから放射線治療を受けていたとのこと。私と同じです。私は2007年のことですから、もう13年も経って、すっかり元気になりましたが、当時を振り返れば、放射線治療に進んだなら手術は成功していたはず。術後1カ月ぐらい経って傷口の様子が良ければ放射線治療に。順調な流れです。命を落とすような病ではなかった。しかしこの放射線治療は約1カ月間、ほぼ毎日病院に通うので、術後の体力低下と肺に近い胸に照射して免疫力が下がっていた状態で、たばこの煙などを避けながら通院し、どのタイミングでコロナに感染してしまったのか? 残念でなりません。